blog エンジニアアカウントでのTwitterとの向き合い方#
created: 2021-09-04
updated: 2021-09-04
エンジニアアカウントでTwitterをはじめたが、どのように利用していくのかずっと悩んでいたので整理してみた。
はじめたきっかけ#
今年度に入ってから会社で転職する人がちらほら出てきており、その人たちと連絡が取れなくなってしまうのはもったいないなーと思ったので、つながりを持てるようにTwitterアカウント(とブログ)を作った。
Lineの連絡先を教えてもらうという選択肢も一応あったのだけど、普段からプライベートでも話す人とかでないと、ふとしたことで連絡するのはハードルが高く感じてしまう。その点Twitterは普段の日常生活をお互いにゆるく知ることができて、連絡するときの心理的ハードルも下がりよいコミュニケーションツールだと思う。
なぜ今までやってなかったか#
Twitterは大学時代にリアルの知人とのコミュニケーションツールとして利用していたが、社会人になってからはあまり触らなくなった。なぜかというと単純にTwitterを利用するメリットが無くなったから。
学生時代はサークルや学科の友人、先輩、後輩と広いコミュニケーションを取るのに重宝していた。全体の人数が多いので個別に連絡を取るのは難しいがTwitterならとりあえずフォローしておけば満遍なく情報が入ってくるし、逆に自分のことを知ってもらうのにも便利だった。
しかし就職してからは特別仲がいい人でもないと関わることはほぼ無くなり、そのような人の近況を知るメリットは感じられなくなっていった。逆によく遊ぶ友人達とはLINEやDiscordで連絡をするようになり結果としてTwitterを見る必要が無くなっていった。
(ちなみにTwitterを情報収集ツールとして使ってる人も多いと思うが、自分は情報収集はRSSリーダーで十分だと感じている。)
エンジニアアカウントのTwitterについても、会社外でエンジニアの知り合いを作る機会もまだなく転職もいまは考えてないので、直近で利用するメリットがなかった。
なので今回のきっかけでTwitterを始めるのはいい機会だと思った。
躊躇してた理由#
上記以外にも学生時代の経験からTwitterを利用するのに躊躇していた理由がいくつかある。
一つ目の理由は時間が無限に奪われること。
サービスの性質上、TLには質を問わず無限にコンテンツが流れてくる。
自制心を強く持てばTL見るのをすぐに切り上げられるんだけども、メンタル不調の時なんかは延々とコンテンツを見てしまい、結果としてこんな感じになってしまう。
ハンバーガーちゃん日記の二次創作描きました pic.twitter.com/8ZjWAzmV5Z
— 加賀カサマ (@allA_kgk) January 20, 2020
二つ目の理由は、承認欲求が増加してしまうということ。
自分の発言にいいねがつくとやっぱり嬉しい。こんなことで左右されたくないんだけれどもやっぱり嬉しくなって承認欲求がみたされてしまう。そんな経験を繰り返すといいねをもらいたい気持ちがどんどん増えていき、いいねをたくさんもらえるようなネタ方向のつぶやきや過激なつぶやきが増えて自分が歪んでいく感覚がある。承認欲求を満たして得られる幸福というのは、結局他者に依存していることになるので避けたい。
三つ目の理由は炎上やインターネットバトルに巻き込まれる可能性が高くなること。
最近はふとしたことですぐ炎上して、自分が炎上しないという保証もないので非常に怖い。最新の注意を払って自分は炎上をしなかったとしても、TLに炎上情報が流れてくるだけげんなりする。
炎上の他にTL上で喧嘩してる人もたまにいるのだけど、それも見ていて気持ちのいいものではない。Twitterは文字数制限あるし、他の人からも内容が見れるし、発言のタイミングも任意なので喧嘩や議論するのに最悪のツールだと常々思っている。
頼むのでインターネットで喧嘩しないでほしい
https://www.youtube.com/watch?v=1fkmxTdI3RA
最後の理由は、エンジニアアカウントとしてどんな内容までつぶやいていいかの判断がついていないということ。
エンジニアアカウントで交流するような人は将来一緒に働くことがあるかもしれないということを意識すると、自分の考え方みたいなのをを知って欲しいと同時に、ネガティブだったり趣味の話はあまり知られたくないという感情が出てくる。
技術関連の話はもちろんOKとして、マネジメントや組織・チーム改善の話は大丈夫だろう。読書の感想はどうだろう。技術書やビジネス書なら多分大丈夫だ。小説や漫画の感想は?やめといたほうがいいかもしれない。
じゃあ仕事に対する考え方はどうだろう。ポジティブな内容ならいいけどネガティブな内容は書かないほうがいい。でもそこの境目はどこだろう。
仕事で辛かったことの話は?結果的に乗り越えたり改善してたりするならよさそうだけど、ただ時間がどうにかしてくれた場合は?その境界線も曖昧だ。
そんなことを考えると何を書いていいのかどんどんわからなくなってきてしまう。
Twitterの使い方#
上記で書いた懸念のリスクを最小限にするために、一旦以下のルールで使っていこうと思う。
つぶやくこと/つぶやかないことはかなり安全面に倒したが、つまらないアカウントになりそうなのは否めない。
アクセス#
TLを見れることが可能な場所を制限することで、時間の浪費や承認欲求増大のリスクを抑える。
- Twitterの通知は全てOFFにする
- TLを見ていいのは自宅のPCからのみ
- スマートフォンではTwitterを見ない(アプリも入れない)
つぶやくこと#
事実ベースのことをつぶやく。
- Zenn/Qiita/ブログの更新通知
- プログラミング
- マネジメント
- 組織・チーム改善
- 効率化
- 技術書・ビジネス書のまとめと感想
つぶやかないこと#
思想が深く関わってくるコンテンツは別の場所で吐き出すようにする。
- 日記
- 考え方
- アニメ・漫画・小説・ゲームの感想
- コロナ禍のレジャー
- 愚痴
- 野球
- 宗教
- 政治
まとめ#
適切なTwitterの運用は人類には早すぎる。